迷走、瞑想、競う、奇想。「生存」のタメの絵なのか、「絵」のタメの生存なのか。。。イラストレーターの「ロスジェネ時代」に奮闘(もうしない)イラストレーター!

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下絵用の紙が切れて金曜日まで買出しに行けない為、
急遽先に~大使のS・Sの続きを作成中。。
(なんだこの理由は)

間に合えば本日中にブログにアップ致しますが、
日付変更線越える気マンマンーなので、
明日と言った方がブナンよ
(なんでONEE言葉になってんの。。。 ozn)



下記に続きを読むが出現したらアップ完了中です。

風の大使Ⅱ公開S・S(3) 只今公開中(1/30更新)

          

第一章 (3) 『動かずには居られない』 


流れるような朝の人通りの中を青藍 (せいかん)色のコートを着込んだ
緑掛かった黒髪の中年の男は、身を屈めるようにして潜り抜けた。

【???】
「あー寒っ、今朝は頬がピリピリしてくんなーもう…」

男は小声で呟くと、システマティックに規則正しいスピードで流れ行く
通りの中から、お目当ての人物を探して寒風の中で目を細めた。

【???】
「……(来ないかな……)」

小一時間程同じ路肩に佇んでいた男は、眉を顰めて渋い表情を浮かべると、
半透明のドームに覆われた街の人工的な空を見上げた。

【???】
(今日もこの街で、生きてるな……)

その時、瞬間的な突風と共に、男の鼻の下辺りに、大きな
茶色い木の葉が一枚ぶつかった。

【???】
「ぶっ……!」

慌てて見上げていた顎を引き下ろすと、彼は
決まりが悪そうに、手袋をしたままの手で顔を
拭った。そして、その視界の端にモスグリーンの
コートの端を捉えると、そのままの姿勢で笑みを
零して通りに向けて歩き出した。

【???】
「あの、ちょっとすみません」

【オルエン】
「えっ?オレ……?」

灰色金髪の体格の良い男は怪訝そうにモスグリーンの
コートを翻して、振り向いた。

国名:土星フロンティア 

土星の中にありながら、未だに木星圏・国家(トロン,ウォーター・ランド)の
共同統治下にあるこの国では、現在独立を巡って、木星が中心の
宇宙連合とも政治的に不安定な立場にあった。
そして自治を促進すると言う名目の元、監視の機関として
木星連合所属の情報機関、『パノプティコン情報局』の
土星統治支部が、土星フロンティアの
市街地であるドーム・シティーの中に置かれていた。

【ウェブ】
「…面倒だな」

パノプティコン情報局の中の清潔な食堂内で、ウェブは
始終流される社会情勢のニュース速報のモニター画面を、
昼食を摂りながら眺めつつ、一人ごちた。

【ウェブ】
(今度、宇宙連の使節団が来るって時に、
わざわざこんなプロパガンダよりに流さなくても……)

自分たちの勤める施設が外からカメラで大写しにされる
模様を、適度に混雑するテーブル周りから眺めながら、
ウェブは時間を気にしてフォークで手元の合成ビーフを
忙しなく突付いた。

【オルエン】
「此処いいカナ?」

【ウェブ】
「ん…?ああ、どうぞ」

ナイフで切り分けたビーフの何口目かを口元に
運んでいる彼女のテーブルの前に、食器を
手にした同僚のオルエンがぬっと顔を出した。

【オルエン】
「ああー、外は寒かった」

席に着くと同時に湯気の立ち昇るコーヒーのカップに
手を伸ばしながら、オルエンは少しだけ眉を
顰めて温かいカップに口を付けた。

【ウェブ】
「この時季は特に大型の台風が大量発生
するからね」

【オルエン】
「今日は出ないの?また、例の特訓ルーム?」

【ウェブ】
「いや、さっきTVに苛められてたところだから、
止められる前に午後から嵐の中を遠征してくるよ」

コーヒーを飲んでひと心地付いた処で表情を
緩めた彼の前で、ウェブは最後の一切れの
ビーフにフォークを突き刺しながら、軽く
首を竦めて見せた。

【オルエン】
「あっ、TVと言えばさ、今朝街頭で生まれて
初めてインタビューを受けちゃった」

茶目っ気に、学生のような素振りで惚けた
オルエンの前で、残りのホットを飲みかけた
ウェブは目をまん丸にして彼の顔を凝視した。

【ウェブ】
「待て、インタビューって何を言ったんだ、カメラに
顔を晒したのか?」

【オルエン】
「いや、フリーのジャーナリストさんだってさ、
写真は無しの約束で」

【ウェブ】
「オルエン……」

手元のカップをテーブルに置いて、ウェブは
呆れたように眉を顰めて彼の次の一言を待った。

【オルエン】
「いや、大丈夫、大丈夫、そんなマジな話には
してないって、仮にも情報局員だぞ」

【ウェブ】
「それは判った、言い訳は良いから何を
言ったんだ?」

【オルエン】
「えーと、情報局は楽しいですか?って
聞かれたから、いっぱい楽しいですっ!て
答えた、ただしオレは通りすがりAとしてね……」

【ウェブ】
「さて仕事に言ってくるか……」

手元のアラームが鳴ったと同時にウェブは
席を立ち上がった。

【オルエン】
「ウェブだったらこう言う時、どう答える?」

いつもの素っ気無い態度にも動じずに、彼は
楽しそうに手元のニンジンスープを掻き混ぜながら
質問した。

【ウェブ】
「急いでますので、次の方にお願いします」

満杯の席できょろきょろとしながら歩いてきた若い職員の肩を
叩いて、彼の前に座らせると、彼女は食器をカウンターに
返してさっと一方向の出入り口から出て行った。

【オルエン】
「……成る程」

きょとんとしている職員の前で、彼は感心したように
頷いた。

              (風の大使ⅡS・S編 続く)


・すいません、昨日途中で寝てましたので今日の午後にアップ
致しております。。。
まーた、コタツで寝ちまったよママン。。。
(変な夢をみるんだよコレが)




nl01.jpg

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