迷走、瞑想、競う、奇想。「生存」のタメの絵なのか、「絵」のタメの生存なのか。。。イラストレーターの「ロスジェネ時代」に奮闘(もうしない)イラストレーター!

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森の木陰でぴーひゃらほい。

森

一昨年、熱中症で病院に担ぎ込まれた経験があるので、今年の猛暑はいつもより警戒してます。

自分なりの熱中症対策として

1. 室内の温度調整を気をつける。エアコンがないので、特に日中の換気は気をつけてする。

2.水分はミネラル入りの飲料か、スポーツ飲料を小まめに摂る。
特にスポーツ飲料は「水点滴」と同程度の効果があると以前、看護士さんに聞いたので、なるべく優先的に。(水点滴1時間でなんと、5000円も取られたんだよーー高い)

3.怪談話を観る。それは自分の趣味だ;

残りの日差し対策は書くまでもないのではしょります、冷えピタとか欲しいなあ。

写真の季節感のなさはお気になさらず。。。。。

なんにしても、早く涼しくなれ~、愛鳥さんも困る、エアコンがまだ無いから。。。。。

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です!

では本編はこちらから~。(今日は予定がずれ込んでるから前置きが早っ


追記:7月17日 
後半の部分を僅かに加筆。

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超…就職氷河期物語。『KITIKU・SOHO師90』(21)

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秋の早朝、澄んで晴れ渡った空の下で校庭のイチョウ並木は黄金色の葉っぱを冬支度の為に
ハラハラと落とし始めていた。まだ泥に塗れていない落ちたばかりの金色の葉は
子どもらの駆け抜けていく横でフワリと一回小さく重力に逆らって、再び天然の
絨毯の一部となって静かに横たわった。

地元の小学校に通う小学4年生のXTXは、いつもの通りの時間にいつもよりは、ほんの少し身軽な格好で校門を潜った。今日は母校の小学校で文化祭の小学生版の様な、お祭りの一日だった。かさ張るランドセルを背負わなくて良いのが嬉しくて、Xはスキップするような勢いで教室に向かった。

「おはよう」 

クラスメートの中でも比較的好意的な女子が、Xに声を掛けてきた。

XTXは黙って頷くと自分の席に座った。校内では無口であることを決め込んでいたXにとって、これはいつも通りの行為だった。声を掛けた女子生徒も毎度のことなので、特に気には止めていなかった。

他の子とは少しだけ態度が違うことが目障りで、XTXに嫌味や嫌がらせをしてくる生徒たちも、今日はお祭りなので浮き足立って、Xなどには目もくれずにおおはしゃぎしていた。男子と女子で、不自然な程にきっちり分けた制服やランドセルの色や、細々とした校則の中での窮屈な学校生活の一年間の内で、一番ほっと出来る日に、いつもは無駄に気を張って強張った表情を緩めて、手元の数枚の手のひらサイズのチケットをみた。

(どこから回ろうかな)

それぞれのクラブ活動内や教室で生徒たちが工夫を凝らして作り上げた展示物の中でも、
特に人気のある料理クラブなどは、お菓子が貰えるので倍率が高く、クジ引きやジャンケンで
皆がチケットを奪い合うほどだった。

そして、今自分の掌にはその数少ないチケットが握られている。
教室内では一人で過ごすことの多かったXTXは今日ばかりは、
ご褒美を貰っている気分だった。

しかし、折角の上がり気味のテンションは数分後の朝のホームルームで少しばかり、水を差された気分になった。クラスの明るい学級委員長の男子生徒が、生徒会からの連絡事項を読み上げた。

「えーと、一部のチケットの場所が変更になりました、料理クラブはお菓子の数が足りないので、お化け屋敷になります。よろしくお願いしまーす!」

「…………………。」

理不尽な決定に文句を言うこともなく、XTXを含めた数人のクラスメートは、
シブシブ、手元のチケット名を変更した。子どもたちはいつでも、どこかから
降って湧いてくる「決定」に素直だった。

荒れている子、風変わりな子、爪弾き者は居たものの、
誰一人として表立って逆らう者はいなかった。

(お化け屋敷、ぜんっぜん行きたくない………)

子どもらは、とても素直だった。

(続きを読む に続く)

[超…就職氷河期物語。『KITIKU・SOHO師90』(21) ]の続きを読む
・先ずは今朝のツイッターの呟きから。


セメンヤ選手のニュースの某所のコメで誰かが「中性(3番目の性)枠」でも設ければ?と書いていた。つまり、競技の「成績順」が、第一番目「男。」第2番目「女。」第3番目「インターセックス。」になる。ということですね、わかります。

そこまでして何を「維持」したい、国際をめぐるスポーツ業界。
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そうは言ってもスポーツなんだから、性別、その他にきっちり「」を設けなければ不利が生じると言う疑念を持つ人も少なくないと思う、そう思いがちな人にはワタシは黒柳徹子の「窓際のトットちゃん」をいつもお奨めしている。

窓ぎわのトットちゃん (講談社文庫)窓ぎわのトットちゃん (講談社文庫)
(1984/04/15)
黒柳 徹子

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この作品を読んだのはワタシが高校生ぐらいのときで、親戚の伯父さんに古本でいただいて初めて読んでみた作品でした。トモエ学園の教育のテーマは、今見ても時代を超えて現代的でかつ、未だ斬新で驚かされます。

このトモエ学園内で過ごすトットちゃんたちのエピソードに次のようなものが含まれていました。

トットちゃんのクラスメートの一人に、成長ホルモンの影響で手足が生まれつき他の個よりも短く生まれてきた
少年がいました。トモエ学園にも運動会があったのですが、この競技の中に小林先生たちの妙案で「階段レース」が
組み込まれていたんです。これがまた痛快で、このレースでいつも一等になるのは生まれつき「個体差」で他の個よりも圧倒的に小柄で不利な筈の彼だけだったんです

通常、スポーツに参加させるなら「障害」があるなら「健常者」とは分けて競技させるべきだと大抵の人は思い込みがちですが、ここでは全くそんな常識は意味がないことを証明してしまっています。

あくまで個体の差は個性であるとの理念の下、見事に世間の常識を覆してしまったトモエ学園
の方針に胸がすくような気持ちにさせられました

とにかくお奨めです。

と、いうところで今回のニュースのリンクはこちら。。。。

・男性疑惑のセメンヤ選手 女性として競技に復帰

http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/200707031.html

世界の「一般常識」の共通認識を巡る思い込みは意外にまだまだ井の中の蛙で(トモエ学園より)圧倒的に時代性が古い。。と

国内では全く可視化されないXジェンダーXTXである自分は思ったのでした。(涙。

でも今日も生きてますよ。。。

いつもの連載ノベルが作者の夏バテ祭りで今週末に伸びたので、急遽、相当以前のメルマガで配信していた伝説のホラーノベルの【復刻版】をブログにうpします初出は確か、ゼロ年代の初頭ぐらいです。。。元のノベルは前々代のパソたんと共にデータが
消失しました。

しかし復刻版だから直ぐに書き下ろし出来るだろうとたかを括っていたら、いつもと同じぐらい時間掛かってやんの………きっとこれはホラーだから、何か起きたに違いない

何かが起こったんでしょう(つーか、横着しようとするから…(ry

しかし、久しぶりに鈴果が書けて私的に満足です。緑川鈴果は書いていて最もストレスの溜まらないキャラクターの一人です

魂喰らい

画像も大分以前に、拍手のお礼用に使用していたイラストです。
鈴果はかなり小柄な設定なので等身は短めです。確か148cmぐらいだったと思う。。。

では本編小説はこちらからスタート!

※ 本作品はフィクションです、実在の人物・団体名とは一切関わりがありません。
また、作品を読むことで発生したいかなる現象にも一切関知いたしませんのでご了承ください。
(お祓い等はご自身の責任でお願いいたします。)

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『魂喰らい』第一闇。

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うう………。

 いやや、そんなん食えへん………。

 広々としたマンションのフローリングののキッチンに
 こじんまりと置かれた白い丸テーブルにはテーブルクロスを介さずに
 直接置かれたマリンブルーのお皿の上に、今まさに出来立ての
 料理がこんもりと盛られていた。
 
 鈴果はその出てきたばかりの料理を一目見るなり、口元を右手で
 ぱっと抑えると、椅子から立ち上がって後ずさった。

 (えっ?だってこんなん食えへんやろ?)

 同意を求めるように、同席していた友人に目で訴えたが、
 当の料理を差し出した張本人は涼しい顔をして着席したまま、
 彼女の分と鈴果の分を小皿に取り分けると、立ち上がって、
 目の前の鈴果にずいっと差し出した。

 だから、いややって、そんなん無理………。

 香ばしい匂いが鼻先をかすめ、思わず食欲中枢を刺激されそうに
 なったのを慌てて振り払うように、彼女は眼前の皿から顔を背けた。

 だって、その「料理」……あれやろ。

 無言で皿を差し出す彼女を無視して、鈴果は一人ごちた。

 「急いでるからもう帰る………。」

 友人には悪いとは思いつつも急用の方が気になって、鈴果はその場で踵を返そうとした。

 「うわっ…っっ!」

 その瞬間、視界が急に真っ暗に暗転して、目の前にフォークに突き刺された
 料理が手ごと飛んできた。

 いややっ………っ!

 

 ぱっと振り払った手が何かに思いっきり当たって、
 緑川鈴果(みどりかわりんか)は一人きりのパソコンデスクの前で、目を覚ました。

 寝ぼけた顔のまま、突っ伏していた顔を上げると、夢の中で伸ばした右手は辞書の方角に
 伸びたまま置かれていた。

 「イタタ…いつの間にか寝てたんやな……」


(続きを読むに続く。)
[夏だ!ホラーだ!怪談だーー!!ついでに階段で怪談だー(間違い。]の続きを読む
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