迷走、瞑想、競う、奇想。「生存」のタメの絵なのか、「絵」のタメの生存なのか。。。イラストレーターの「ロスジェネ時代」に奮闘(もうしない)イラストレーター!

2010/05 |  123456789101112131415161718192021222324252627282930 | 2010/07

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灼熱だったり、大雨だったり、毎日日替わりで温度差スゲ~の流石、世界恐慌の真っ只中
だーーーーー

と、やけくっそい前置きですが、今週もなんとか、かんとか無事に

超…就職氷河期物語。『KITIKU・SOHO師90』(総集編タイトル『ロスジェネ・90』ノベルをアップいたします~。
しかし、なんだかんだありましたが、もう連載開始から20回目ですよ
おお、お絵描き以外は、飽きっぽいところがあるのによくぞ続いた

この調子でアレ、あれ、あれも。。。予定を全~部こなしたいところですが、すいませんマイペースになります。
でも、今後もコツコツ続けていきたいです。

とにもかくにも記念すべき、連載20回目ですーー

総集編もやっと先程、年末年始バイト篇までうPーしました。
総集編のアドレスはこちら

http://novel.fc2.com/novel.php?mode=ttl&uid=643232

併せてお楽しみください。いや、殆ど自分が楽しんでまーす。

・では今回は『XTX,俊一・クロスオーバー』篇の……何回目だっけ(またか

やーメデタイ…


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超…就職氷河期物語。『KITIKU・SOHO師90』(20)
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「お邪魔しまーす」

「ん……」

玄関で脱いだ靴の向きを並び返すと、哲矢はいそいそと居間に
上がりこんだ。

「で、用事って?」

「いやそれがさ……」

ぽりぽりと前髪の辺りをかきながら哲矢は締まりなく笑みを零した。

「お前んちでゲームやらして」

「……は」

「……」

「ちょ…今、熱の所為で耳の調子が悪い……俺の聞き違いか…?」

思わず我が耳を疑って聞き返すと、哲矢は先程と同じ調子で繰り返した。

「いや、いやそれがさ、ついにゲームは一日15分令が下ってしまったんだよ俺んち!」

「知るかよ……っゲホゲホ」

語尾に力を込めて言い返そうとして俊一は廊下の真ん中で咳き込んだ。

「あっ、ほらほら病人はちゃんと寝てた方が良いって」

「帰れ…俺はもう寝る」

「え~30分でいいからさ、山っちの居間を貸してくれよ、残りラスボス戦
だけだからスッキリしたいんだよ、頼むっ!」

「お前な…勉強っ…ゲホゲホっ、べ…っ」

「何言ってるのかワカラネーけど、頼むよ、その代わり後で良い事
教えるからさ」

顔の前で両手を合わされて、俊一は不承不承頷いた。

「俺は2階で寝てるからな、勝手にやって勝手に帰れ、お袋が帰宅しても
フォローしねーぞっ」

「あ~いっ、ありがとっ山っち愛してる~」

「…よくなったら覚えてろよ」

2階の階段をフラフラした足取りで歩きながら俊一は捨て台詞を吐いた。

「あっ、足元にお気をつけて~!」

その背後から哲矢が極楽トンボそうに声を掛けてきた。

「なんなんだよ……ったくよっ」

ベッドに向かって重力に負けた人形のように重たい体を正面から
ダイブして沈めると、俊一は一人、毒気づいた。

「あっしまった…氷のうの換わりを冷蔵庫から持ってくるのを忘れた」

荒い呼吸を吐きながら仰向けに寝そべって、俊一は天井の幾何学模様を
眺めながら、熱の所為で潤んだ目をゆっくりと閉じた。

「下に居る哲矢に頼む気力もない……もういい、寝てやるっ」

階下の哲矢は今、この瞬間にも呑気そうな面をしてゲームをしていると
思うと、情けなくて胃の中までムカムカしてきた。

「ほんとに何しに来たんだアイツは……」

薄暗くなった部屋の中で電気を点けずに目を閉じたまま、俊一は長い息を吐いた。

(所詮、人間生まれる時も死ぬ時も独りなんだな………)


(………熱い…此処は…砂漠だ……俺は今、ラクダに乗ってる…一面砂漠だ……
ベッドじゃない…砂漠の上だ……ドライな砂漠…………。)

睡魔と熱で意識が混濁しかかって山下清のような口調で呟くと、
彼はなんとか体を楽にしようと大きく寝返りを打った。

(っ…なあ、砂漠は暑いじゃないんだぞ…熱いだ、鉄板の上なんだ。わかるか?
人間の身体が砂漠になるんだ、ドライなんだ……人間の砂漠なんだぞ、
解るか?…なあ…………………哲矢っ……っ?)

熱にうなされながらも、俊一は心の中で呼びかける語尾を強めた。


(※続きを読む から中に続く。)

[超…就職氷河期物語。『KITIKU・SOHO師90』連載(20)回目!]の続きを読む
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ああ、孤独だなあ、家賃高いなあ、仕事少ないなあ、無関心社会だなあ、

最近、特にそう思うのは劣勢に晒されすぎた期間が余りにも長期化していたからなのかもしれないけど、

でも、やっと描きたかった絵が描けるタイミングがやってくる、
生きている間に果たして何人が見てくれることになるのか、それは
まだわからないけど、

とりあえず描きます。

粗暴と無関心と嘘と騒音の少しでも少ない

暴力のない場所で。

静寂のある場所で。


今、ここの静寂こそが……………。


・拍手御礼

拍手&コメントありがとうございました拍手コメント返しは続きを読むからです。
[ああ、孤独だなあ、お金欲しいなあ。。。露骨。]の続きを読む
トラフグなう


なんとなく思いついて描いた某さまの似顔絵予想図。なんでフグかはシークエンスの影響です。
(作成所要時間、すうふん。;)




あ~つ~い~暑いね、今日の日中はもう夏だよ。

と、言うわけで既に今日から扇風機が出ております~。
今年は空梅雨なのかな。。。あんまり晴れた日が続いたら、夏が暑くなりすぎるから、
暑がり日本代表の身としては(?

テルテル坊主の逆の ルテルテ坊主を吊るしたくもなるけど、呪われたらイヤなのでやめよう。。。;

と、言うわけで今週のノベルをうpします。
俊一篇の…えっと何話目か後で数えなおそう。


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超…就職氷河期物語。『KITIKU・SOHO師90』(19)

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「じゃ、行ってくるわー!」

いつもの如く、顔から全身に流れるような朝の風を受けながら俊一は通学路を愛用のママチャリで飛ばした。

「今朝は冷えるな……」

昨晩が雨だった為か4月の半ばでも2月中旬のような
冷えた空気に少し身を屈めながらも、一向にスピードを緩めずに、俊一は
飽きるぐらい見慣れた通路を時間と競争するかのように急いで通り過ぎた。

(今朝はマスクが多い……花粉症か?風邪か?)

上手く信号に引っかかる回数を回避して、彼は擦れ違う通行人のマスクの数を
なんとなく数えた。


(※続きを読む へ続く)
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